8月12日(土)夜の昆虫観察会

8月12日、毎年恒例の八国山の「夜の昆虫観察会」が行われました。

まずはたいけんの里を18時過ぎに出発して、夕闇迫る八国山の森の中を歩きながら、みんなで夜に活動する虫たちを探します。今回もカブトムシ、コクワガタ、ノコギリカミキリ等を観察することができました。

歩いて虫探し

 

19時過ぎになると森の中は真っ暗になってきます。今度は光に寄ってくる虫たちをライトトラップという仕掛けを利用して観察します。

ライトトラップ

 

トラップにはコウチュウやガの仲間などがやって来ます。青いコガネムシのアオドウガネや小さなハンミョウのトウキョウヒメハンミョウがやって来ました。

アオドウガネ
トウキョウヒメハンミョウ

 

トラップのまわりでは「スイッーチョ」とハヤシノウマオイが鳴き、その仲間の幼虫も姿を見せました。

キリギリスの仲間の幼虫

そしてこの日の主役は、モスラのモデル、手のひら大の大きなガのヤママユでしょうか。

ヤママユ

 

たいけんの里に戻ると大きなガのウンモンスズメが出迎えてくれました。今回も昼間には出会うことのないいろんな虫たちの姿を楽しみ、20時に無事解散となりました。

ウンモンスズメ

人気のイベントのため、市報等による参加者募集は満員御礼となり、お断りせざるを得ない方も出てしまいました。来年も実施されたなら、多くの方に八国山の夜の世界を楽しんでもらえればと思います。