11/25日(土)自然観察会

11月25日(土)、たいけんの里で開催された自然観察会の報告です。(天気:晴れ 午後1時30分~3時30分)

今回は、八国山を散策しながらの「ぶらり観察会」。真冬並みの寒気が入り込んだせいで、一気に紅葉が進み、たいけんの里の庭木も葉を紅、黄色に染めて来場者を迎えてくれます。
当日は日差しも温かく快適な観察日和で、そのポカポカ陽気に誘われて、隠れていたであろう樹皮の隙間からたくさんのテントウムシが日光浴?をするために出てきていました。

たいけんの里の紅葉
ナミテントウ

落葉のじゅうたんを敷き詰めたような散策路をゆっくり歩きながら、時折足をとめてムラサキシキブ、クコ、カマツカ、マユミなどの実を観察しながら八国山のちいさな秋を楽しみました。来月はどんな八国山との出会いが待っているでしょうか?

ムラサキシキブ
クコの実
紅葉したサクラ

次回観察会は12月23日(土)午後1時30分からです。(申込不要、当日受付)

10月28日(土)きのこ観察会

報告が遅くなりましたが、10月28日(土)、たいけんの里で開催された自然観察会の報告です。(天気:曇り 午前10時~正午)

10月の長雨と台風21号の影響で八国山はかなり地面がぬかるんだ状態でした。雨が降りすぎるのもキノコ探しには決して適した状況とは言えません。しかし様々なキノコを観察することができました。

胞子を煙のように飛ばすホコリタケ
ドングリに生えるキノコの仲間ドングリキンカクキン
ニワトリの足先のように見えるサンコタケ
シメジの仲間かな?

このキノコの観察会は「キノコの働き(役割)について楽しく学ぶ」ことを目的にしているので「食べられるかどうか」といった話は一切しません。ですから参加者の中には肩透かしを食わされたと感じる方もいるかもしれません。しかし、小さなキノコや変わった形や性質のキノコを自分で見つけられるようになると、次第にキノコ探しが楽しくなってきます。
「キノコ見つけた!」とはしゃぐ子どもたち。「これがキノコ?!」と驚く大人たち。「カワイイね!」と子どもと一緒に観察するお母さん。観察会が終わる頃には皆さんキノコが大好きになっていました。次回の観察会は11月25日(土)午後1時~3時30分(申込み不要直接たいけんの里集合※雨天中止)です。

可愛らしいキノコ

9月23日(土)自然観察会

9月23日(土)、たいけんの里で開催された自然観察会の報告です。(天気:曇り 午前10時~正午)

朝方まで降っていた雨もあがり、予定通りに観察会をおこないました。今回は、北山公園と八国山を歩いての観察会です。

北山公園では田んぼの稲穂が膨らみ、黄金色に輝いていました。もうすぐ収穫です。そして、田んぼの畦道を歩きながら足元に咲くミゾソバ、イボクサ、ツユクサなどの小さな花を観察しました。そして菖蒲田ではトウキョウダルマガエル(絶滅危惧種)が「ぷか~」っと浮いている姿が・・。しょうちゃん池にはダイサギとアオサギが飛来していました。ここ数日は毎日のように見られるとのこと。いつまで北山公園にいてくれるでしょうか?

ミゾソバ
イボクサ
トウキョウダルマガエル

 

ダイサギとカツラの木

しょうちゃん池周辺にやってくると、なにやら甘い香りがしてきました。香りの元はカツラの葉のようです。カツラの葉はハート型でとてもカワイイです。

カツラの葉

じっくりと観察しながら、八国山入口の広場で各自が採取したもの(花・葉・実など)をフィルムマウントに挟んで見てみます。すると、余分な背景が無いため、小さな花でも雄しべ・雌しべなど細かな構造に目を向けて観察することができました。今日は北山公園をじっくり観察したため、八国山の中までは行けませんでしたが、入口の広場で紅葉の種、エノキの実、アカホシゴマダラを観察して終了となりました。

10月はきのこの観察会を予定しています。

参加者の作品

9月の自然観察会のご案内

八国山たいけんの里主催の「八国山自然観察会」が下記内容で開催されます(はっちこっくメイト自然部会が観察会のお手伝いをしています)。今回の観察会は八国山緑地や北山公園を歩きながら観察し、それぞれどのような特徴があるか比べてみます参加ご希望の方はたいけんの里までお問合せください。

「八国山自然観察会」(事前申込必要)
日時:2017年9月23日(土・祝)午前10時~正午※少雨決行
集合:八国山たいけんの里 
定員:先着20名(小学生以下は保護者同伴)
保険・資料代:100円 
持ち物:飲み物、雨具、あればスケッチブックと筆記用具
お問合せ:八国山たいけんの里(←市ホームページへ