偶然の出会い

6月は北山公園の菖蒲まつりが6月3日(土)から18日(日)まで開催されました。初日の6月3日にハナショウブの開花を確かめに出かけてきました。今年は初日から北山公園の全体でハナショウブの開花がみられました。

北山公園菖蒲まつり

北山公園まで来たのでついでに八国山まで足を延ばすことにしました。二つ池の下池の流れ出し付近で足元を飛ぶチョウの姿が目にとまりました。静かにしているとすぐ近くの笹の葉の上にとまり、翅をひろげ始めました。すると青色の綺麗な翅が目に飛び込んできました。足元にとまってくれたので標準レンズでもどうにか撮影することができましたが、次第に青色がサーッと消えていくのに少々驚きつつ、メイトのbeetnさんに写真をみてもらったところ「ミドリシジミ」とのことでした。ミドリシジミ類の翅表の色は角度によって色が変わって見えるのだそうです(構造色)。こんな近くで、しかも翅を広げた姿を見たのは初めてだったので、とても嬉しい気持ちになりました。

ミドリシジミ
ミドリシジミ

5月27日自然観察会にて

随分と遅くなってしまいましたが、5月27日(土)に開催された自然観察会の報告です。

八国山入口付近の広場で数匹のアカホシゴマダラ(春型)が時折滑空しながら飛んでいました。メイトのbeetnさんに聞いたところ、春型は名前の由来の赤い星がでないそうです。しかも外来生物だとのこと。

アカホシゴマダラ(春型)

ひだまり広場から尾根道に抜けて戻るルートをじっくり歩きながら自然観察をしました。イチヤクソウの開花にはまだ早く、その代わりサイハイラン、ネジキ、イボタノキ、ムラサキシキブ、センダンの花を観察することができました。

ネジキ
センダン

春の蝶たち

ゴールデンウイークの八国山の草地は、いろいろな蝶たちでにぎわいました。

早春の蝶、ツマキチョウは産卵を終え、間もなく姿を消します。

ツマキチョウ産卵
ツマキチョウ飛翔

ハルジオンには、多くの蝶たちが吸蜜に訪れます。

キアゲハ
コチャバネセセリ
ツマグロヒョウモン