9月23日(土)、たいけんの里で開催された自然観察会の報告です。(天気:曇り 午前10時~正午)
朝方まで降っていた雨もあがり、予定通りに観察会をおこないました。今回は、北山公園と八国山を歩いての観察会です。
北山公園では田んぼの稲穂が膨らみ、黄金色に輝いていました。もうすぐ収穫です。そして、田んぼの畦道を歩きながら足元に咲くミゾソバ、イボクサ、ツユクサなどの小さな花を観察しました。そして菖蒲田ではトウキョウダルマガエル(絶滅危惧種)が「ぷか~」っと浮いている姿が・・。しょうちゃん池にはダイサギとアオサギが飛来していました。ここ数日は毎日のように見られるとのこと。いつまで北山公園にいてくれるでしょうか?
しょうちゃん池周辺にやってくると、なにやら甘い香りがしてきました。香りの元はカツラの葉のようです。カツラの葉はハート型でとてもカワイイです。
じっくりと観察しながら、八国山入口の広場で各自が採取したもの(花・葉・実など)をフィルムマウントに挟んで見てみます。すると、余分な背景が無いため、小さな花でも雄しべ・雌しべなど細かな構造に目を向けて観察することができました。今日は北山公園をじっくり観察したため、八国山の中までは行けませんでしたが、入口の広場で紅葉の種、エノキの実、アカホシゴマダラを観察して終了となりました。
10月はきのこの観察会を予定しています。
6月は北山公園の菖蒲まつりが6月3日(土)から18日(日)まで開催されました。初日の6月3日にハナショウブの開花を確かめに出かけてきました。今年は初日から北山公園の全体でハナショウブの開花がみられました。
北山公園まで来たのでついでに八国山まで足を延ばすことにしました。二つ池の下池の流れ出し付近で足元を飛ぶチョウの姿が目にとまりました。静かにしているとすぐ近くの笹の葉の上にとまり、翅をひろげ始めました。すると青色の綺麗な翅が目に飛び込んできました。足元にとまってくれたので標準レンズでもどうにか撮影することができましたが、次第に青色がサーッと消えていくのに少々驚きつつ、メイトのbeetnさんに写真をみてもらったところ「ミドリシジミ」とのことでした。ミドリシジミ類の翅表の色は角度によって色が変わって見えるのだそうです(構造色)。こんな近くで、しかも翅を広げた姿を見たのは初めてだったので、とても嬉しい気持ちになりました。
随分と遅くなってしまいましたが、5月27日(土)に開催された自然観察会の報告です。
八国山入口付近の広場で数匹のアカホシゴマダラ(春型)が時折滑空しながら飛んでいました。メイトのbeetnさんに聞いたところ、春型は名前の由来の赤い星がでないそうです。しかも外来生物だとのこと。
ひだまり広場から尾根道に抜けて戻るルートをじっくり歩きながら自然観察をしました。イチヤクソウの開花にはまだ早く、その代わりサイハイラン、ネジキ、イボタノキ、ムラサキシキブ、センダンの花を観察することができました。
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