4月28日(土)自然観察会

4月28日(土)、たいけんの里で開催された自然観察会の報告です。(天気:晴れ 午後1時30分~3時30分)

4月の自然観察会は北山公園からスタート。春の草花などを観察しました。園内はシロツメクサ、タンポポなどよく見る花があちらこちらで咲いています。桜の開花が早かった今年は、藤の花もあっという間に終わっていて、見ることができませんでした。花菖蒲はまだまだですが、公園の隅にあるアヤメは開花していました。

水を張る前の田んぼのあぜ付近では、ムラサキサギゴケ、実がコンペイトウのような形のキツネノボタンなどの小さな花も観察することができました。北川沿いには真っ白なミズキの花が見頃を迎え、春の北山公園は思いのほか賑やかです。大きなアオサギも北川に飛来していました。

ムラサキサギゴケ
キツネノボタン
ミズキ

八国山では先月観察したウグイスカグラが赤い実をつけていました。開花を確認してから1週間経過し、未だ咲いているかな?とキンラン、ギンランを探し、無事に観察することができました。華やかに咲くキンラン、ひっそり咲くギンランにまた来年も出会えますように。

次回自然観察会は5月26日(土)午後1時30分~3時30分です。※申込み不要、当日受付です

キンラン
ギンラン

3月24日(土)自然観察会

3月24日(土)、たいけんの里で開催された自然観察会の報告です。(天気:曇り 午後1時30分~3時30分)

桜の開花が市内でも見られるようになった3月24日(土)、ぽかぽか陽気のもとで行なわれました。
桜の開花よりも先に咲くコブシが満開に花を咲かせているのを眺めながら八国山を尾根道に向かって歩きます。

手前の広場でふと足元に目をやると、カラスノエンドウ、ホトケノザ、イヌノフグリなど春らしい小さな花が咲いていました。少し山の中へ進めば、道の脇にタチツボスミレ、エイザンスミレがひっそりと咲き、1月~2月に冬芽観察を楽しんだリョウブ、ネジキなども新芽が芽吹き、ニワトコは新芽の間から蕾が顔をのぞかせていました。

エイザンスミレ
リョウブ新芽
ウグイスカグラ

シジュウカラなどの野鳥も軽やかな声でさえずり、春の到来をしっかりと感じることができました。

次回の自然観察会は4月28日(土)午後1時30分~3時30分です。※申込不要、当日受付です

2月12日(祝)野鳥観察会

報告が遅くなりましたが、毎年恒例の野鳥観察会が2月12日(祝)に行なわれました。(天気:はれ 午前10時~正午)

まずは北山公園で野鳥を探しです。菖蒲田周辺ではツグミ、ジョウビタキ、昨年の観察会では確認できなかったセキレイの仲間3種(ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ)を観察することができました。カワセミを探しにしょうちゃん池に向かうと、上空を優雅に飛ぶオオタカの姿が!!滅多にお目にかかれないゲストの登場に参加者も大喜びでした。

八国山の湿地ではいつものようにアオジが落葉をひっくり返しながらエサを捕食していました。探鳥しながら八国山を歩いてシジュウカラ、ヤマガラ、モズの姿を確認できました。寒さとやや強い風のせいか、観察した野鳥は種類・個体数とも少なめに感じましたが、まだまだ3月いっぱいまでは野鳥観察が楽しめるはずです。4月にはいると、冬鳥はそろそろ北へ帰りはじめます。

シメ
モズ

1月27日(土)自然観察会

1月27日(土)、たいけんの里で開催された自然観察会の報告です。(天気:晴れ 午後1時30分~3時30分)

1月22日に降った大雪と最強寒波による48年振りの冷え込みが重なり、1月の自然観察会は雪景色の残る八国山をゆっくりと歩きながら行なわれました。

まず湿地に立ち寄り野鳥を探します。個人的に1週間前に来たときは、アオジやアカハラ、シメなどを確認することができましたが、雪に覆われた湿地に来ていたのはキジバト、ヒヨドリのみ。しばらく待ってようやく一羽のカシラダカが姿を見せてくれました。

雪景色の八国山

一面に広がる雪景色の中、キンと冷えた空気を吸いながら尾根道に向かって登っていくのはとても気持ちがいいです。尾根道ではリョウブやウワミズザクラ、ゴンズイなどの冬芽を観察し、ひだまり広場に向かって歩いていると、ピンク色の小さなウグイスカグラの花が目に飛び込んできました。春先に咲く印象が強かったので「もう咲いているの?」と少々驚きましたが、あと1週間ほどで立春、もう春はすぐそこまできているようです。

ウグイスカグラ

12月23日(土)自然観察会

報告が遅くなりましたが、12月23日(土)、たいけんの里で開催された自然観察会の報告です。(天気:晴れ 午後1時30~3時30分)

葉を落としきった落葉樹が目立ち始め、冬支度がすすんだ八国山で「何が見られるかはその時々のお楽しみ」という歩きながらの観察会は、たいけんの里向いにある「ころころ広場」からスタートしました。

ころころ広場

11月の観察会でたくさんのテントウムシを観察できたケヤキにはテントウムシの姿は確認できません。しかし、はがれる直前で鱗状に少し浮いた樹皮をはがすと、樹皮の下で越冬しようとしていたカメムシなどを確認することができました。樹皮に生えているものの、普段なかなか目に留まることのないコケ類や地衣類(コケとは別物で菌類として分類される)も虫メガネを使って観察します。コケに霧吹きで水分を与えると、乾燥で萎れていたコケが鮮やかな緑色のふっくらとした姿に戻りました。

モジゴケの仲間(地衣類)

雑木林の細い小道を進みながら、傘をかぶったようなリョウブの冬芽や、ベタベタとした樹脂に覆われているトチノミの冬芽などを観察すると、寒さや雨、乾燥や虫害などから身を守り、春には若々しい新芽や花を咲かせようと準備をしている樹木の生命力を感じることができます。

トチノミ冬芽